NES駒ケ根
筋・骨格系
「自分に自信を持ちましょう!」
顎
あごは、感情を「表現」する能力を現しています。
人生は困難なものであり、喜びよりも忍耐が必要だという考え方をしているかもしれません。
これをしたらこうされるという報復への恐怖から感情を出す事を押えてしまう習慣を幼少期に身につけたかもしれません。
頸椎
頸椎は「愛されること」とリンクしています。
異性との関係、又は両親との関係において、愛されていない感覚があるかもしれません。
首の裏の問題は、愛を他人に表現することを避けているか、自分が愛を与えた相手からの見返りがないことに対する恐れなどに関係します。
また、自分の背後で起こっていることを見たり聞いたりすることを恐れ、ある状況を直面できずにいます。
わたしはそんなことで心乱されることはないと強がりますが、実はとても恐れています。
その恐れは現実には存在していないことに気づくことです。
肩
肩は、無理無く「責任」を負う能力を現しています。
負担を背負いすぎる、途方に暮れるといった感覚に関連します。
本当はやりたくない事をしている時や、する事が沢山ありすぎる時に緊張が肩にかかります。
肩の痛みは、責任へのストレスとプレッシャーを感じているかもしれません。
他人の幸福や成功の責任は自分にあると考え、周りの人のために多くのことをしてあげる必要があると感じています。
能力の多い人に肩の痛みは起こりやすいです。
してあげていることをやめる必要はないのですが、義務からではなく喜びをもって行うことが大事です。
ある状況を抱きしめられずにいます。
結果がどうなるかを考える必要はなく、ただ抱きしめてあげさえすればいいのです。
腕
自分自身を信頼できず疑っているため、自分の能力に自信を持てない、仕事において有能ではないと感じているかもしれません。
そう感じさせているのは自我の作用です。
腕は動きたいのに動けないときに痛くなります。
動く必要がないときには痛くなりません。
なので、自我がなんと言ったとしても、自分で決意して行動を起こすべきです。
肘
肘関節は「動き」を現しています。
自由に行動することができなくなっています。
立ち往生するのが怖くて、自分を抑え込み、すっかり固まっています。
また、他者を押しのけて来たか、他者との関係に対して動けなかった、適応できなかった感覚があるかもしれません。
手首
手首は、精神的な「柔軟性」と、「自分の手でしない」ことを現しています。
手を使って奉仕することに柔軟に対応できていないことを現します。
能力を十分に発揮できないのではないか、間違えるのではないか、自分には無理だ、あるいは利用されるのではないかという恐れによって、手を使ってしてあげることができずにいます。
自分の力だけでなんとかしようと考えている人に多いです。
右手は与える事への能力に関係し、左手は受取る事への能力に関係しています。
指
指は、「器用さ」とリンクします。
器用さを失ったと感じたり、身体面・感情面両方が以前に比べて鈍っていると感じているかもしれません。
また、器用さが足りないと感じているかもしれません。
指は「正確さ」も現しているので、詳細にこだわりすぎているところがあるかもしれません。
正確さの追求が良き意図に基づいていない可能性があります。
完璧主義は本当に大事なものを見落とします。
親指:
誰かの後押しをしすぎている、細部に関して心配しすぎています。
誰かに追い立てられている、自分を無理に駆り立てている、誰かに何かを無理にさせようとしているなど。
人差し指:性格の強さ、決断力の強さを表します。
中指:制限、内面生活、セクシュアリティと関連します。内気で傷つきやすいです。
薬指:カップルの理想像、依存関係に関連します。
小指:精神の機敏さ、コミュニケーションの巧みさ、直観力と関連します。
胸椎
胸椎は「罪悪感」に対する適応能力を表現しています。
このエリアの問題は、不適切な抑圧感情のために他者に背を向けてしまったり、人間関係の中でサポートすべきことができなかった事への罪悪感に関係しています。
また、「する」ことで自分の安全を確保しようとするので、「する」ことに関わることをとても重要視します。
他者からしてもらうと安心感を得ます。
自分自身も他者に愛情を表現するときには、その人のために何かをします。
一方で、すべてをやらないことの口実として背中の痛みを使うことがあります。
腰椎
腰椎は、「人生の豊かさ」にリンクしています。
物質面での安全性の脅威を感じ不安になっています。
経済的な心配は腰の問題によく現れます。
自信の欠如から、財政面での責任を果たす事が出来ないという感覚があるかもしれません。
また、財産を持つこと、お金を持つこと、配偶者を持つこと、子供を持つこと、学位を持つこと、といった「持つ」ことにも関連します。
持つ必要があるのにそれを禁じていたり、持つために顕著な活動性を示したりします。
尾てい骨
尾てい骨は、「基本的な欲求・自由」にリンクしています。
このエリアの問題は、自分の欲求を他者に依存するような思考の時に起こるかもしれません。
無意識に自分に罪悪感を感じて自分の能力に疑いを持ったとき、他人の管理下に自分を置こうとします。
また、自由を至上のものと考えており、誰かが自分の援助を必要とすると自分の自由が失われるのではと恐れています。
骨盤
骨盤は、人生における「バランス」と「安定」を表現しています。
骨盤は私たちの思考としての上からの方向性と下からの前進を意味する動きとを結びつける要となります。
人生でしたい事があるのにしなかった時、このエリアに問題が発生するかもしれません。
骨盤は、両親との関係性にも関係があります。
両親から離れる時や両親との関係性が変わって、これまで自分が両親に依存していたはずが両親が自分に依存し始めた時などに骨盤の問題を経験するかもしれません。
股関節
股関節は、「人生の決断」を現しています。
次の行動が決断できない、もしくは間違った選択をしてしまうのではと考えてしまうことに関係します。
股関節の慢性的なひどい痛みには、敗北者意識と自分自身への疑いがあるかもしれません。
膝
膝は「プライド」を現しています。
膝が堅い、膝が曲がりにくいなどは、傲慢さ、頑固さ、強情さ、他人の忠告を受け入れられないことを示し、その人が未来に対して柔軟に対応できていないことを現します。
逆に、弱くて不安定な膝は自分の業績に対する誇りの欠如と自尊心の低さを現します。
自分は柔軟な人だと思い込んでいるかもしれません。
また、親のようにはなりたくないと思っているかもしれません。
他人の忠告を聞いたとしても自分らしく生きることができるはずです。
足首
足首は、「サポート」を現しています。
足首は内面のサポートシステムを表現しています。
誰かによって、又は、自己の固定観念によって、自分らしく生きることができなくなっているかもしれません。
足首の骨折や怪我は、明確な道へ踏み出す事への深い抵抗にも関係しているかもしれません。
足
足は、グラウンディングを表現しています。
私たちは自分に自信を持って「前進」する時にグラウンディングしています。
気が進まない、そこに居たい願望が強い、進むための手段が自分にはない、新たな事態に立ち向かうことを恐れている、目標に向かって行動することを恐れている、どちらの方向に向かって進めばいいのか分からない、どこかに避難したい、現実から切り離された、何かや誰かが前進することを邪魔するという予測を持っていることに関係します。
また、自分に休むことを許していないのかもしれません。
行動する前に考えすぎているかもしれません。
休むと怠け者だと非難されることを恐れているかもしれません。
どれだけ成果を上げたかが自己の評価基準となっている可能性があります。
こだわりを手放して、喜びと共に楽しく進んでいくことを、足は願っています。
つま先
つま先は、日々の些細な問題、前進の仕方に関する細かな問題に対する「気づき」を現しています。
細部にこだわりすぎて本当にしたいことを見失っているか、逆に自分の周りで何が起こっていても気にせず実行したい、という欲求にリンクしています。
たこや魚の目は、自分自身に対するケアを怠っていることを感じているのに、それに対して何もしていない感覚に関連します。
また、未来に対する過度の不安を抱いています。
手の場合は未来というよりも現在に強い不安を抱いています。